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男の料理と男親の料理・・。

Restaurantレンガ屋のKです。

この度の平成30年7月豪雨により、亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、 被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧をお祈りいたします。

中口がFacebookに書いている投稿をアーカイブしていこうと思います。
今日の記事は2015年6月16日に投稿したものになります。

男の料理と男親の料理・・。

はっきりと言う。男の料理にはうんざりである。
僕が言っているのではない。おそらく料理好きな旦那を持った奥様方が口をそろえて、不満を言うだろう。
なんでそんな高価なものを使うの?なんでそんなに台所の洗い物を増やすの?
なんでご飯のおかずにもならないような品数を増やすの?なんでかたずけを手伝ってくれないの?・・
男とはそう言うものである。でも女房は思う・・講釈は沢山!
男として「気持ちはわかる」・・愛する家族に自分の存在をアピールしたい。

お父さん何のために作ったの? たまには女房に楽させてあげたい。たまには子供に喜んでもらいたい。とにかく喜んでもらいたい!と思っていた。
でもついつい自己満足を追求してしまう。

特別なものは何もいらない日常の母親の料理・それを理解すれば男親の料理は家族にとっての安らぎの食卓になると確信する。

実は料理以外、何のとりえもない僕は休みの日は晩御飯を担当する。
仕事柄、子供との触れ合いも無しに過ごしてきた24年間。
都合のいい話かもしれないが、父である僕を思い出してくれるとすればそこしかない。思い出を作れなかった事の後ろめたさもあるが、「男親の料理」を心がける。

休日に限って体調が思わしくないのはよくある話。少し頭が痛い。午前中は人と会う約束がある。
「夕方には帰ってくるから。」

優しい妻が心配そうな顔で「大丈夫?・・晩御飯?」

おい!  心配するのはそこじゃねーだろ!