concept

僕たちの賄いについて

Restaurantレンガ屋のKです。
GWも最終日となりました。
期間中に多くのお客様にご来店を頂き、本当に感謝致します。

中口がFacebookに書いている投稿をアーカイブしていこうと思います。
今日の記事は2018年2月25日に投稿したものになります。

僕たちの賄いについて

レストランに勤めている人達の密かな関心事はそこで食べる「賄い」なのではないかと思う。

同じ食事を共にする事ほど、深いコミュニケーションは無い。
食べ物は、音楽や芸術の様に人種や習慣を超えて行く事があらためて確認出来てしまうから、面白い。

小僧の時から賄いを作るのが大好きだった。お客様に料理を提供できるポジションに為るにはまだまだ先の頃、使っても良い材料も限られている中、技術も知識も怪しい限りなのだが、勢いだけは負けたくなかった。
食べる人はホールサービスのスタッフだ。それなりにうるさい方々である。
それぞれの好き嫌いの好みを覚えて同じ料理でも多少のアジャストを加えながら、「ご飯出来ました!」

懐かしい思い出と言いたい所ではあるが、僕は未だに賄いを作り続けている。

あの頃の作っていた食事は、作り手の僕の、食べる人への「挑戦」だった。
勝つか負けるか?不味かったら負けだ!と思っていた。

今は食べてもらう人への「感謝」に変わったような気がします。

そして今日も賄いを作るのです。

「いつも頑張ってくれて、ありがとう」と言うメッセージを込めて。

Restaurantレンガ屋
〒683-0002 鳥取県米子市皆生新田2-5-12
0859-37-3721